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2006年12月24日

豆こうじづくり その2

その1で乾燥させすぎたので、再度、糀箱でしてみることにした。

味噌玉づくりのような結果にならないために、まず、糀箱に入れる前の豆のベトベト感をなんとかなくさなければならない。本来ならば、生大豆をふやかすための浸水時間を細かく実験すればいいのだろうが、面倒なので、そこは一晩浸水は変えずに、その後のやり方で変えようと思う。

浸水後、水切りを1時間ばかりして「フィスラー圧力鍋」で十数分圧力をかけて蒸した。(ここまでは変わらない)

その後、冷水で洗いました。表面がベタベタをなくしたいため。そして、水面に浮かぶ大豆の皮は取り除き、水気を飛ばすため、熱湯をかけました。(この大豆を一部ビンにも入れました。その結果が、酸っぱい大豆1(こうじ菌無添加)、酸っぱい大豆2(こうじ菌添加)、酸っぱい大豆3(こうじ菌添加)となり、ビンに入れたものは酸っぱい納豆として食べました。こうじ菌無添加が一番酸っぱかった・・・。こうじ菌と枯れ草菌がケンカしているのか?)

そして、いつもならば、乾燥を防ぐために、コップにお湯を入れ、糀箱内に置くが、それをやらない上、オーガニックコットンのガーゼを敷いていますが、上部は包まずに30度前後を狙い陶器の湯たんぽで保温を開始。(2006-12-20)

2006-12-22の朝

おー、白くなっている!

しかし、少し、酸っぱいような香りもするので、ちょっと高めに保温を続行。

2006-12-24の朝

おー!少し緑になっている!

次に玄米糀をしたいので、糀箱を空けたい私は、ビンに詰めました。

ここまで発酵すれば、ビンに詰めても大丈夫だと思ったが、この記事を書いている時見ると、ビンに結露が発生している!

ビン内の臭いを嗅ぐと、少し酸っぱい臭いがする!

まずい。やはり、ビンに入れるのは最後の最後のようだ。かといって、糀箱には、玄米を仕込んでしまったし・・・、仕方がないので、その1で使ったアルミのバットに入れ変え、一夜干しネット内に入れて強制乾燥をすることにする。

2006-12-25の朝

写真でみるとよさそうに見えるけど、変なにおいがする・・・。

納豆菌にやられたかな・・・。もう一度チャレンジするしかないかも・・・

2006-12-29の朝
種こうじを再度添加して、糀箱にいれて様子をみていた。臭いがくさくなくなった様子なので、たまり醤油として仕込むことにする。どれくらいの量の塩水を入れればいいか分からないので、水 700cc : 塩 300gで仕込んでみた。豆こうじは生大豆のとき500gだった。たまり醤油となるか?

豆こうじづくり その1

味噌玉づくり その1の失敗を生かし、また、野生のこうじ菌をゲットするために、考えた。

我が家で一番暖かい薪ストーブがある部屋の天井近くに、


一夜干しネット3段を設置し、その1の失敗の最大の原因であるベトベトや湿気を早めに乾燥させる。(2006-12-15)

そして、糀箱に入れないことによって、我が家に住んでいると思われるこうじ菌をゲットしようと思ったのだが、最初から狙って変なカビが生えたらショックなので、一応、種こうじ菌を添加することにした。(空中に設置したのはネズミ対策でもある。)

アルミのバットに、蒸した大豆を入れ、種こうじを添加し、ネットの中に入れた。

何日たっても、こうじ菌の繁殖が見えないので、耐えかねて、とりだしてみた。(2006-12-22)

よくよく見ると、白いところがある!

あまりに暖かすぎて、乾燥が速すぎたようだ。

バットとカチカチに引っ付いて取れないくらいの豆がある。こうじ菌が繁殖したところがバットと豆を引っ付けたのだ。しかし、豆の下部は少し繁殖したようだが、上面は乾燥してしまいそのまま活動が停止している様子。

この部屋の上部で乾燥させるのは、繁殖させてから、最後の最後に保存する前にするとよいと思った。

当然、このカリカリの豆は、我が家のおやつとなりました。(こうじ菌が少し繁殖している豆は少しやらかいが、全くこうじ菌がないものは硬い。)

豆こうじへの道

味噌玉をうぐいす色に出来たことで、さらなる野望を抱く。

味噌玉づくり その1では失敗した、大豆を蒸したものをそのままの形でこうじ菌を繁殖させ、緑色した大豆にしたい。そんな製品もあるようだ

もっといえば、自分で種こうじ菌をつくりたい。つくれるんだけど、それを来年のこの時期まで、常温で保持したい。緑色の胞子をハケで集めればいいのだが、管理が面倒なのだ。(3年前に購入した種こうじ菌をステンレスの小さな容器にいれ、ずーと冷蔵庫に保管している。) できれば、豆こうじの状態で保持できれば、常温で管理できるはず(?)。

最終的な目標は、野生の地元のこうじ菌をゲットして、繁殖させたい。(今だに、吊るした味噌玉は、あのまま変化なし。乾いてはいるだろうが・・・)

色々と実験してみる。
豆こうじづくり その1
豆こうじづくり その2
豆こうじづくり その3
豆こうじづくり その4

ちなみに野生のこうじ菌だろうと思っていたものは、白カビであると思われる。ガッチョシ・・・。いつまでたっても、白いし、毛が長いので、こうじ菌ではないだろう。

一部こうじ菌らしきものもあるようにも見えるが・・・、これでは、利用のしようがない。

ついでに、失敗オールスターズ・・・。

手前から、生大豆からの白カビ1、白カビ2、味噌玉づくりその1の続行しているもの、酸っぱい大豆1(こうじ菌無添加)、酸っぱい大豆2(こうじ菌添加)、酸っぱい大豆3(こうじ菌添加)

2006年12月20日

【北湯沢温泉】 北湯沢山荘

夏は、温泉の気分ではないし、お金の余裕もないので、ほとんど行かなかった。最近、クリスマス商戦の通販業務(クリスマスに間に合うように発送)、急に廃材をもらい切らないといけない作業、糀作り作業(趣味的に実験)などがあり、「やらねば!」モードが続いたため、家族でストレスになっていたようなので、ひさびさに、何も考えずに温泉に行った。

北湯沢山荘は、一度休業したのが今年(2006年)の春に復活したらしい。そして、市町村合併で、伊達市になったので、伊達市民は少し安く入れるようになったので、ここに行ってみた。

  • 値段
    大人 500円(伊達市民300円)
    子ども 300円(伊達市民100円)
  • お風呂
    内風呂 男女別1つずつ
    露天風呂 半混浴1つ
北湯沢だけあって、泉質はよい。

内風呂で体を流してから露天風呂へ入ってくださいとあるのだが、内風呂から露天へは、一度更衣室を出なければならない。内風呂からそのまま露天に出れればいいのにとは思った。

露天は、一応、男女の仕切りはあるものの、行き来き出来る状態。そのため、女の人は、ちょっとした露天用に着るものを借りることが出来る。(男は何もない)

露天風呂の前が、おさる川に面していて、そのまま川の中に入れるような状態。眺めのよい露天である。(冬以外は、魚釣りの人が、川から突然現れそうな感じ)

川に面している点では、「御宿 かわせみ」と同じだが、かわせみの方が、もっと真近に川がある。だが、かわせみは完全混浴なので、女の人は行きにくい。ここも半混浴なので似たものだが。

まあでも、家族で行ったが、ほとんど貸切の家族風呂状態。平日の14時頃だったので誰もしない。雪が積もっているところに親子で裸で寝転んでみたりして、雪がちらつく中、露天風呂で楽しめた。

温泉は、人が多いと、泉質が悪くなるので、平日に限ると新たに思う今日この頃。

2006年12月15日

味噌玉づくり その4 ようやく?


なんとか白くなりました。
この写真に写っている味噌玉は、一気に作ったわけではなく、3回分のものです。



一番、うぐいす色した味噌玉は、その1でネチャネチャなものをなんとか丸めたもので2006-12-6につくったもの。

こうじ菌があまり付いてない大きな味噌玉が4個あるけど、その3の失敗を生かして、2時間ぐらい大豆を水に浸してつぶしてみたもの。それでも、潰すのにすごく硬かった。(2006-12-11 500g)

2時間ぐらいでは硬すぎるので、夜寝る前に水に浸して、朝起きてすぐに水を切ったものが、その他の小さな味噌玉達。(2006-12-12 500g)

今、考えると、敷いてある布(オーガニックコットンのガーゼ)は要らなかった。味噌玉の醗酵中にそんなに湿気は必要ない。そのため、その1は失敗した。潰さない豆のままの豆こうじも再トライするつもり。(こんな風になるらしい

これだけして、ようやくこうじ菌の性格が分かってきた。

こうじ菌は、粒表面は乾いているほどよいが、粒内はほどよい水分を含んでいる方がよい。粒表面または、粒内に過剰な水分があると、枯れ草菌がはびこり、酸っぱくなる。

ぬらした布を敷いたにも関わらず、一番うぐいす色した玉は、正常に醗酵した。味噌玉にすれば、湿気が多くても枯れ草菌にやられない。味噌玉にするのは昔の人の智恵だなあと思う。楽さから言えば、蒸したままこうじ菌を発生させた豆こうじが一番いいのだが、枯れ草菌が醗酵しやすい。表面がヌメヌメすぎるから。


これが、水分過剰にした場合の結果。

その1の粒ままをそのままビンに放置したもの。腐ったにおいはしないが、酸っぱいにおいと糸を引くというか水分をさらに発生させている感じ。この際なのでこのままずーと放置したらどうなるか実験してみる。

2006年12月14日

味噌玉づくり その3

前回、程よい硬さになったので、水に浸さず大豆を「フィスラー圧力鍋」で蒸したら、全くつぶれない・・・。

そうか、前回のは、フニャフニャ大豆だったから良かったんだ。

硬く茶色い大豆が出来上がりました。どうしたものか・・・と悩んで、食べてみると、お菓子みたいにおいしい。息子が、酸っぱい納豆のとき同様、ぼりぼり食べます。ヨメも私もつられて、ぼりぼり食べました。

失敗してもなんとか食べられるという自信がつきました。(大豆を購入していたらここまでノンキにはおもえないだろう。自分で栽培した大豆だからいいものを)

味噌玉づくり その2

昔ながらの味噌玉を作ってみました。

前回の失敗から、成功する気がしないので、こうじがさいた大豆を使って、「フィスラー圧力鍋」で蒸しました。前回のネチャネチャしたのを避けるため、水に浸さずにしたのですが、ほどよい硬さで、よく丸まりました。

そして、ホームセンターで売っていたワラ縄で吊ってみました。

やりながら、思ったことは、ワラ縄を使用しないほうがよいということ。

昔は、無農薬だったのでよいでしょうが、ホームセンターで売っているワラ縄は多分、中国産・・・。農薬当たり前だろうし、ワラ縄になってからも防腐剤とか使用してそうなので、今後はしない方がよいと思った。せっかくワラ縄かったのに・・・。

2006-12-13現在、全く変化なし・・・。本来なら少しぐらい野生のこうじ菌がついてもよさそうなのだが。

2006年12月13日

味噌玉づくり その1

普通に一晩水につけた大豆を蒸して、丸めようとしました。

そうしたら、蒸した大豆をつぶすとネチャネチャすぎて、丸められない・・・。

醤油みたいに、丸のままの蒸し大豆を、糀箱へ入れてしまえ!と入れてみました。

小さな4個だけはなんとか丸めて、丸ままの大豆とならべて、保温・保湿してみました。オーガニックコットンのガーゼでつつんで。(2006-12-6)

2日後(2006-12-8)

おー!白くなっている!でも・・・。酸っぱい臭いがする・・・。

あーぁー。オーガニックコットンのガーゼに、ネバネバしたものがこびり付いた・・・。

納豆の様に糸を引いている・・・。

一応、夕食に食べてみました。

酸っぱい納豆で、「おいしい!」と息子はバクバク食べます。ヨメは「普通の納豆よりもこれの方がおいしい」とのたまっていました。納豆ではないが、まあ食べれる。

多すぎるので、半分ぐらいはビンにつめて、そのまま放置してどうなるかみてみることにしました。2006-12-13現在、酸っぱいまま、水分を出し始めました。酢大豆にでもなるか?

今日サイトを検索して気づきましたが、これは枯れ草菌らしい。納豆菌も枯れ草菌だとのこと。

失敗かな・・・。これが成功すれば甘納豆になるかも?

[追記2006-12-14]その後の経過写真

豆味噌へのおもい

白米の糀より難しいとされる玄米糀をそんなに苦労なく出来るようになった

まだ、成功するかどうかは分からないけど醤油も仕込んでみた。その過程で、玄麦を粉にしなければならない。醗酵中にオーガニックコットンのガーゼで包んでいるのだが、使用後、粉がなかなかとれなくて、あまり気分がよくない。(醗酵中もボソボソしているのもちょっとイヤだ)

今回の醤油の作り方は、いわゆる濃口醤油であった。麦以外に蒸し米や甘酒などを混ぜると淡口醤油。白醤油は、精白した麦に少量の大豆を使うらしい(濃口の逆っぽい)。再仕込み醤油は、こうじと塩水を混ぜる時に、塩水の代わりに醤油をいれるため再仕込みというらしい。

そして、溜り醤油。豆味噌(八丁味噌)に溜まった液体。そうか!豆味噌を作れば、醤油も味噌も出来るんだ!

豆味噌は、味噌や醤油の元祖で、一番単純。でも一番難しいというか、現代社会では難しい。そして長い時間熟成させなければならない。

名古屋出身の血がさわぐ!赤だしを飲みたい!(厳密には名古屋出身ではなく、名古屋近郊の出身だが)

豆味噌が作りたくなった!

調べてみると、大量に仕込まないとうまく出来ないらしく「手づくりみそ自慢」でも簡単にしか書いてない。サイトで調べても、製造工程はあるのだが、材料の分量や細かいポイントなどがさっぱり分からない。このサイトをみると、家庭向けの豆味噌の実用書は今までないとさえ書いてある。はやく本でないかなあ。

本がでるのを待っていたら来年の今頃しか仕込めない。そしたら1年後の再来年にしか完成しない。ということで試しにいろいろ実験してみました。
味噌玉つくり その1
味噌玉つくり その2
味噌玉つくり その3
味噌玉づくり その4

玄米糀の仕込み 2回目まとめ(2007年度)

(2007年度と書いておいて、2007年になる前に、玄米糀は終わるかもしれない。目的の味噌の出来上がりは、1年後だから間違ってはいないけど)

今回も、それほど困難なく、2006-12-4〜6で終了した。

次回は、緑になるまでやってみようかな。

1回目からの変更点は、玄米を「フィスラー圧力鍋」で圧力をかけて蒸したことだ。

短い時間で済む上、均等にふくれるのでよい。パラパラ感もよい感じだ。今後、圧力をかけて蒸すことにしよう。

今回、困難だったことは、陶器の湯たんぽを、ヨメと息子が寝る時に取られたことだ。(夜寒いので、布団に入れたい!とのことで)

仕方がないので、ヒカリのソースの空き瓶4本にお湯をいれて、やってみた。

最初はいい温度なのだが、すぐに冷めてしまう。3日目で使用すると、熱すぎる。湯たんぽでも、3日目は熱すぎるので、ビンで本数を減らして、調整するのもいいかもしれない。

そんな感じでやって気を抜いてしまった時、39.6度まで上げてしまった。すこし、納豆くさくなったが、最終日には、糀菌が優勢になったのだろう、くさくなくなった。

玄米糀もそんなに苦労なくできるようになると、実験的な部分がなくなり、ちょっとつまらない。他のことがしたくなった

豆より

大豆を収穫した

だが、大量だ。

冬中かけて、ゆっくり豆よりしようかと思ったら、ネズミにかじられた。(ちゃんと皮を剥がなかったから、焼いた効果はなかったか・・・

去年、少ないが、小豆を玄関先にサヤ付きで放置して置いたら、全部食べられた経験があるので、あわてて、ダンボールに詰めた。

ダンボールに詰めたからといって、被害を避けることはできない。ダンボールぐらいは穴を開けてしまうのを去年見ているから。豆よりを早く終わらせなければならなくなった。手があけば、豆よりをしていた。(2006-12-3〜12-11)

ダンボールは7箱になった。

1箱終わらすのに、ほぼ、7時間〜10時間ぐらいかかる。(よく一週間で終わったものだ。)


惚れ惚れするほどきれいな豆。


しわしわな豆。水につけると一応ふくれる。


なぜか茶色い皮がついたもの。茶色い皮がつくときれいな丸にはならず、必ず割れている。


虫に食われているもの。


少しカビが生えているもの。このカビは・・・もしかして。


全面真っ白。多分、こうじカビ菌だろう。

豆よりしている内に、手が白くなってきた。豆を触る部分ではなく、サヤを触っている部分が白くなっている。これも、こうじだろうか? 真っ白な豆をみていると、サヤと一体になっている感じがするので、サヤもこうじ菌の塊かもしれない・・・。大豆は、こうじ菌で出来ている?!

2006年12月 7日

こうじのはながさいた?


この白いのはなんだろう?

大豆の豆より(サヤから大豆をとりだしてより分けること)を、カラカラに乾いたサヤから一粒づつ手でしているのだが、そんなとき、まだ乾いてない大豆があり、フニャフニャしているのだ。そんなフニャフニャの大豆をビンに詰めてどうなるか試してみたのがこの写真。

(ちなみに、なんでフニャフニャしているかというと、ヨメが大豆を収穫するといって、子どもと二人で出かけていったことがあり、数週間後に、私も行ったら、大豆の茎を根っこごと引き抜いて、それを重ねて、ただ放置してあったのだった。また、悪いことに、根っこごと引き抜いた土が大豆のサヤの上にかかっていたため、サヤがヌルヌルしていたので、あわてて家に持ち帰って室内で乾燥するつもりで放置していた。)

私の予想では、やはり、こうじ(麹カビ菌)ではないかと思う。(玄米糀づくりでは、しつこく「糀」という文字を使っているが、それは、米の花を作っているという意図があるから・・・。麦のこうじではないから・・・)


なので、ビンの一番上に咲いた花を大豆ごと舐めてみた。

味なし。腹痛もなし。(舐めたのは昨日の昼間なので)

糀なら、ほのかに甘い。(米のせい?) 純粋なこうじは、味なしなのかな?

昔は、秋になると、大豆を蒸したり煮たりして、つぶして、丸めて、外につるすと、野生のこうじ菌が自然に発生したそうだ。(味噌玉と呼ぶらしい) なので、これを実験してみようかなと思っている。が、味噌玉は、本土の中部あたりが本場。ここは、北海道だし、もう氷点下だしどうなることか・・・。

ちなみに、ブドウを、つぶして、保管すれば、普通なら醗酵するはずだが、普通に購入するブドウは醗酵も腐敗もせずに、そのままらしい。(輸入物だと思うが、私は試してない。本当ならば、恐ろしい・・・)

大豆も、同じかな?

この大豆は、自分で育てた。その育てる前の種は、バイオダイナミック農法に近い方法で育てられた。言ってみれば、地元の自然に近い大豆である。だから、勝手に、こうじ菌が生えたのかもしれない。

普通に売っている大豆では生えないのかな?フニャフニャな大豆は売ってないだろうけど。

[2006-12-22追記]
これは、こうじ菌ではないと思われる。(その後の写真

2006年12月 1日

初の醤油仕込み(2007年度)

とうとう醤油を仕込む段取りができた。

糀箱は、味噌用糀を醗酵させたら、糀の保温は終わって何も入れてないのに、ほんのり糀の香りがする。(糀の香りに混じってリンゴの香りもする。リンゴ箱だから・・・) 確実に糀菌が住みついたと確信。

醤油の段取りを何冊かの本でチェックした。

うーんどれも微妙に違う・・・。

ということで、Web上で一番有名なサイト、男の趣肴のしょうゆ醸造を基本的な流れとして進め、ちょっと上記の本からのアレンジをした。

  • 保温開始前の準備。(何となくしたので3日かかった)
    • 自分で栽培した大豆を豆よりして一晩水に浸す(2006-11-26夜〜)、
    • 崩れる寸前まで煮る(2006-11-27 朝〜次の日の午前中まで)。
      薪ストーブの上でほったらかし
    • 玄小麦を乾煎りして、すり鉢で細かく砕く。(2006-11-28)
      朝から、無選別のバイオダイナミック農法を目指して栽培された秋撒きの玄小麦の選別開始。思ったより時間がかかる。夕方ようやく選別を完了し、乾煎りし、すり鉢で砕くがどれくらいしていいか分からず、その上、子どもに邪魔されながらだったので、いい加減になる。
  • 2006-11-28:18時〜 砕いた玄小麦に種糀をつけ、煮た大豆を混ぜ32度を狙って保温
      ↓ 18時間 32度を目指すが36度ぐらいになる
  • 2006-11-29:12時〜 一番手入れでほぐし、28度を狙って保温

      ↓ 9時間 28度を目指すが、32度ぐらいになる
  • 2006-11-29:21時〜 二番手入れでほぐし、26度を狙って保温

      ↓ 16時間 26度を目指すが32度〜35度ぐらいになる
  • 2006-11-30:13時〜 三番手入れでほぐした。本来完成だが出かけた
      ↓ 4時間 26度を目指すが出かけたので、35度ぐらいなっていた

    ちょっと納豆っぽい匂いがするが40度は超えていないはずなのに・・・
  • 2006-11-30:16時〜 完了して、ビンに入れ、塩水を入れる
これでいいのだろうか?よくわからない・・・。

分量としては、大豆:小麦:塩水=1:1:3ぐらいらしい。

糀箱の関係上、大豆500gが限界なので、大豆500g:小麦500g:塩水1.5リットルとしたのだが、塩水1.5リットルは塩分濃度18%〜20%くらいらしい。だが、重さ換算なら、水1.2リットル+塩300gとすれば、20%になるし、体積換算なら、水1.5リットル+300gになる。調べてみると一般的な塩分濃度とは、重さ換算のようだ。

でも、実際に最後に入れてみると、醤油の糀が水面より上面に出ていた・・・。仕方ないので0.3リットルの水と適当に塩を追加した。塩の入れ方が適当すぎたかな・・・。20%を超えたかも・・・。濃い分には腐らないと思うのでまあいいか・・・。

想像ではもっと、水分が多いのかと思っていたのだが、ほとんど糀の体積と、水の体積が同じであった。上澄みを少しづつ醤油として使用しようとしていたが、これでは絞らなければ液体が出せない!だから絞るのか!だから絞るのが大変なのか!

最後にミキサーにかけて、醤油風味の調味料にしようかな。絞るの大変そうだし・・・。

どちらにしても、本当に醤油になるのか?全く分からない・・・・。

[今回の反省点]
醤油になるか分からない現状での反省点は、玄小麦を砕くのにすり鉢にしたのは失敗だったかも。やはり、石臼を使わねばならないか? 目立てはしてもらったが、まわすための取っ手を自作せねば、廻らない重さ・大きさ。取っ手を自作するのがちょっと億劫でやめている。

また、現状の糀箱では、大豆500g以上作れない。これでは、醤油としては、1リットルもない・・・。もう少し大量に仕込める状態にせねばならない。

玄米糀に比べ、麦だから、醗酵が強い。もう少し、寒くなってからするほうがよいと思った。それまでに、今回の3倍ぐらいの量を仕込めるようになりたいものだ。(味噌なら、同じ瓶に、違う時期に作ったものを追加していくのだが、醤油はさすがにできないような・・・)

いまだに分からない、塩分濃度は体積換算だったのだろうか???

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