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2006年9月27日

幼稚園って必要だろうか?

ヨメがよく幼稚園について、考えている。
(ヨメの日記 続・幼稚園について考える幼稚園について 考える 参照)

私は、基本的に、行かないほうが良いと考えている。なぜならば、シュタイナー的に7歳までは、両親との愛情を育てる期間とされているから。

また、キリスト者共同体司祭 小林直生さんの講演で、愛には4つの段階があり、

  • アガペ 神愛(見返りを求めない愛)
  • フィリア 友愛(博愛)
  • エロス 性愛
    (1対1の愛、正反対のものが引っ付いて新たなものになる。H + OH →H2O)
  • ストルゲー 肉親愛
    (血族・民族・愛国心・同じものを愛する・いじめの元)
という、下から順々に段階として成長するもの。ストルゲーは普通あまり言われることがないが、それは基本的な愛だからであり、これが正常でないと、性愛(結婚)や友愛(思いやり・助け合い)などは育ちようがない。(神愛は神にならなければ実現しない愛なので人間としては無理っぽい)


幼稚園に行かせるお金の余裕がないという事情もあるが、基本的に幼稚園は、働く親が子どもの世話が出来ないから仕方なく預ける場所として始まったところ(核家族でない大家族の頃は、おばあちゃんが預かって、昔話やメルヘンなどを聞く)だろうから、自宅が仕事場の我が家では預ける必要はない。

私自身、幼稚園に通って、よい思い出がない。他人に対する恐怖症みたいなものを体験した場所としての思い出しかない。


そんな時、普通の幼稚園に行っているだろうと思われる息子と同い年(4歳)の子どもと遊ぶ機会があった。

最初は、息子は、恥ずかしがって、私のところに来ては、その子が走り回っているのを眺めていた。そのうち、一緒に走り出した。後を付いていって、一緒に走っているだけで、大喜び!大きな声で騒ぎながら、追っかけている。やっぱり同年代の子と遊ばせるのがいいのかな?と思っていると、その子は、早く走って勝つことだけを目的に走っているのが分かる。

そのうち、その子が「戦おうぜ!」と言って息子に迫ってくる。息子は、意味が分からず、嫌がって私のところへ逃げてくる。それでも、その子は、息子の足を引っ張って、私から引きずりはがそうとする。息子は私にしがみついて必死に抵抗する。うーん。どうしたものか?と見ていると、しばらくして、その子は飽きて、自分のお姉ちゃんのところ行ってしまった。

お姉ちゃんは、バックいっぱいに入っている「たまごっち」みたいな携帯するゲーム機で遊んでいて、その子もゲーム機で遊びだした。そうなると、息子も興味津々で、その子の頭に自分の頭を押し付けながら覗き込む。今まで、抵抗していたことなど二人とも忘れている。

やっぱり普通の幼稚園は行かせない方がいいと実感した。

心理的な実験として、「遅出しじゃんけん」を思い出した。じゃんけんをするのだが、相手が出してから、自分が負けるようにじゃんけんするというものだ。でも、無意識で勝つようにしか出せない自分がいることに気づく。たぶん、小さい頃に、勝ち負けという概念が重要な意味をもっていたので、潜在意識として負けるようには出せないのだろう。多分、息子は、将来、自分の意思で意識して、勝つようにも負けるようにも自由に「遅出しじゃんけん」が出来るのではないかと思った。


普通の幼稚園は、現代社会の異様な犯罪の温床なのかもしれない。
(お金を払って預けているのだから要望を聞くのが当たり前と考える親の意見を、そのまま、幼稚園の運営にするのであれば、一番危うい場所かもしれない。親の要望→幼稚園の運営方針→子どもへの影響。[親が無理難題を出すことが多いらしい] 昔は、働いていて子どもの世話が出来ないので、預かってくれて「ありがとう」という気持ちで預けていたであろう。結局は親の考えが子どもにそのまま現れるのは変わらない。親の世代が、一般的な社会構造が、おかしいということだろうか。)

2006年9月12日

iMac 修理 帰還

はやい・・・。

履歴を見ると、2006-9-9にAppleに到着し、その日の内に修理完了し発送された様子。それにしても2006-9-9に発送され、2006-9-10に北海道に到着するというのは早過ぎないか。どうしたらそんなに速く送れるか教えてほしい。

安いか高いかなんとも言えないが、2年ぶりに液晶がきれいに表示されるのをみてうれしくなった。

我が家での経緯を説明すると・・・。

2006-9-7発送前に、スピーカのケーブルも断線しかけていたのに気づき、Apple Storeに9:00頃に再度電話(注1)し、付属のスピーカもこの金額(定額での修理)内でしてもらえるか問い合わせた。「別途料金」と言われガッカリして電話を置くとすぐに電話がかかってきて「一緒に修理します」との回答に変更された。言ってみるものだ。

引き取りにきた宅急便屋さんは福山通運で、iMac専用収納箱(購入時の発砲スチロール入り)をもって来た。この箱を北海道に送るために1日必要だった模様。

2006-9-10に還ってきた。修理内容を見ると、ロジックボード・パワーサプライ・ハードディスク・LCD・スピーカが交換され、ほぼ新品となる。MacOSXも購入当時の10.1(懐かしい画面)になっている。液晶周り・本体周りもきれいに掃除されていた。

希望通りHDDが交換されてた。言ってみるものだ。修理する人にとっては、中身を確認せずに、交換する方が楽なのかもしれない。

スピーカも修理ではなく交換というのも太っ腹だ。まあ、在庫として持っていても、売れる見込みはないわけだから、使える人に使ってほしいということだろうか?

内部を交換する部品も、実際売れるわけではないし、パソコンとしての性能もだいぶ古いので新品を買ったほうが費用対効果を考えればいいわけで。でも我が家は費用対効果よりは、出来るだけ安い方を選ばざるを得ない家計なわけで・・・。ヨメ用のパソコンなので性能は要らないし、iMacを捨てるのももったいないし・・・そんな人が、修理するなら、希望をたくさん言ってオーバホールとして修理するなら安かったという感じだろうか。また、4年もつかなあ・・・。

そして、HDD交換の代償としてのフルインストールを開始するわけだ。

MacOSX10.3を消去してインストール・・・OS9インストール・・・購入したソフト・・・無料ソフト・・・メールの設定・・・深夜までかかってやりました。(まだMac OS X Tigerにしてません。次期MacOSX 10.5が発売されたら購入するか?これも悩ましい。購入するぐらいなら、修理しないでMac miniを買った方が良かったのでは・・・あーー堂々巡り。。。)


次の日、メールがおかしいとヨメに言われ・・・。MacOSX付属のMailのバグ?とか考えながら、ネットを検索して対策を捜す私・・・。そうなんだよなあ。パソコンって最初の設定が面倒なんだよなあ。



(注1)
本来、修理依頼は、AppleCareサービス&サポートライン 0070-800-27753-1に電話するのだが、我が家は、光電話のため0070発信ができないため、致し方なく、Apple Storeへ電話した。

2006年9月 5日

iMac 突然の電源断

2006-9-4 深夜 ヨメがiMacでネットサーフィン中に、電源が突然落ちた。

ちょっと時間をおいて、電源ボタンを押してみるが、まったく反応なし。

DELLでも、突然、電源が落ちたことがあった。原因は、パソコン内の埃。この時は、CPUの熱暴走だったので、少し放置して、冷めれば電源が入り起動できた。

しかし、今回は、何をしても、電源が入らない。

購入したのが4年前なので、修理となれば、有償になる。普段なら、DELLの電源が入らない時みたいに、自分で掃除したり分解したりしてなんとか安く済ませようとするだろう。

だが今回は、Appleへ修理依頼をした。

修理代金は、49350円の定額だからだ

iMacは、3年くらい前から、液晶が薄ーくなり始め、2年前には、ほとんど見えなくなった。そのため、修理に出すと高いから、外部液晶を購入して接続して使用していた。保障期間が過ぎてから薄ーくなったのが、口惜しかったのだ。

このAppleの修理は、今回電源断した以外の不具合の液晶もすべて修理してくれて、定額なのである。ならば、危険を冒して、自分で分解するよりは、正規に修理するほうがいい。なので「出来ればHDDも交換してください」と一応言っておいた。実際、交換してくれるか分からないが、交換されれば、新品同様になる!

なににしても、液晶がきれいに表示されるのであれば、こんなうれしいことはない。2年間、ただ、光っているだけだったから。(iMacは液晶と一体になっているので液晶だけ消すこともできない。) 今まで使用してた外部液晶は、DELLに接続して仕事用にしよう。

49350円というのは、微妙な値段だ。次期OSのMacOSX10.5 Leopard (2006-9現在はMac OS X Tiger)が多分、14,800円であろう。合計すると、64150円。インテル プロセッサのMac miniが74,800円。1万円の差で最新CPUとOSが手にはいる値段だ。Mac miniを購入してWindowsとデュアルブート(Boot Camp)したい。

また、iMacは捨ててWindowsを購入すれば、安くてスペックがよいものが手に入る。

しかし、仕事として、Macで確認できないのは困る。

修理が一番安いか・・・と最終的になった。iMacを捨てるのが、ゴミになるのも嫌であった。結構、iMacの形が好きなのだ。

(追伸)
こんな状態なので、ヨメの日記は1週間ぐらい更新できないと思う。

2006年9月 3日

雑穀で頭いっぱい

二日連続で、お祭りに行った。秋だなあ。(でも、昼間は予想通りまだ暑い! 多分、9月いっぱい暑いハズ。暑くないと大豆ができない!! きっと暑いハズだ!!!)

昨日、車で走っていたら、祭りの看板を14時過ぎに発見。15時終了なのに、そのまま行ってみた。

今日は、車で一時間かかる「たから牧場」(?正式名称を知らない)のお祭りに昼前に行って14時に終了だった。

今日の祭りは、昼から出しものがあった。
●太鼓の演奏
20060903_drum.jpg

●「劇団ななころびやおき」(?)による
「宇宙デカ」というゴレンジャーみたいな戦隊もののパロディー。
なんだか凝っていて、
オープニング(OP) → 第一話「髑髏将軍」 → エンディング(ED) →
20060903_SD1.jpg
骸骨将軍(左)と宇宙デカ(真中)、周りにショッカーの皆さん

OP → 第二話 「岩石怪人ガングリオン」 → ED →
20060903_SD2.jpg
ガングリオン(左)と宇宙デカ(右)、周りにショッカーの皆さん

OP → 第三話「ブラック宇宙デカ」 → ED(3回とも同じ踊りを踊っている)
20060903_SD3.jpg
ブラック宇宙デカ(左)と宇宙デカ(右)、周りにショッカーの皆さん

という、テレビの構成を3話分を一挙に立て続けにする内容だった。 暑い中、みんな着ぐるみを着て、アクションを繰り広げていた。こういう事をやれる人には、恥ずかしくないのだろうが、自分がすることを思ってしまうと、私は恥ずかしくて見れない。ヨメも同じらしい。息子は喜んでいたが、怖くて近づけない様子だった。(私も、小さい頃は、着ぐるみの人には近づけなかった。今でも怖いと感じてしまう)

そんな感じのお祭りだった。

昨日のお祭りは終了直前で、生バンドで、スタッフが歌っていただけだったのにも関わらず、昨日のお祭りの方がよかった。(ヨメの日記参照) 

ソウル(Soul)がない。今日は、魂の叫びがなかった。きれいにまとまってはいたが。実演している人が心から楽しんでいるか?いや、吹っ切れているか?かな? 多分、太鼓や劇団を始めた頃は、したくて、楽しくて、始めただろうが、だんだん惰性になってきたのだろうか・・・。(第三話のEDだけは、着ぐるみの人は多少楽しそうだったのでよかったが・・・終わってほっとして地がでたのかな?)

ふと、雑穀の5色大福(もちきび、黒米、赤米、よもぎ、豆もち)を購入して食べた。普通買わないのだが。

大福を食べながら、気づく。大福って、すべての材料を穀物で作ることが出来る。穀物だけで出来るということは、毎日大福だけ食べたら七号食になるのか!(ちょっと違う)

餅は餅米や雑穀、餡は小豆と甘み。甘みだけが問題だが、米飴で作れば、すべて穀物だ。和菓子は、なんて健康的な食べものだ。(普通の人にはどうでもいい事だろうけど)

大谷ゆみこさんの講演を聴いてから、雑穀栽培ばかりを考えている。一番難しいらしいが、粟(あわ)が作りたい。粟餅食べたい。京都の北野天満宮前の粟餅は旨かった! いなきび、ひえ、小麦を育ててみようと思う。これが私のSoul?

(忘記録メモ)
そういえば、今日、2年前から、虫歯でボロボロな歯がグラグラしていたのが、ようやく抜けた。何か貫けたかな?

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