こうじのはながさいた?
この白いのはなんだろう?
大豆の豆より(サヤから大豆をとりだしてより分けること)を、カラカラに乾いたサヤから一粒づつ手でしているのだが、そんなとき、まだ乾いてない大豆があり、フニャフニャしているのだ。そんなフニャフニャの大豆をビンに詰めてどうなるか試してみたのがこの写真。
(ちなみに、なんでフニャフニャしているかというと、ヨメが大豆を収穫するといって、子どもと二人で出かけていったことがあり、数週間後に、私も行ったら、大豆の茎を根っこごと引き抜いて、それを重ねて、ただ放置してあったのだった。また、悪いことに、根っこごと引き抜いた土が大豆のサヤの上にかかっていたため、サヤがヌルヌルしていたので、あわてて家に持ち帰って室内で乾燥するつもりで放置していた。)
私の予想では、やはり、こうじ(麹カビ菌)ではないかと思う。(玄米糀づくりでは、しつこく「糀」という文字を使っているが、それは、米の花を作っているという意図があるから・・・。麦のこうじではないから・・・)
なので、ビンの一番上に咲いた花を大豆ごと舐めてみた。
味なし。腹痛もなし。(舐めたのは昨日の昼間なので)
糀なら、ほのかに甘い。(米のせい?) 純粋なこうじは、味なしなのかな?
昔は、秋になると、大豆を蒸したり煮たりして、つぶして、丸めて、外につるすと、野生のこうじ菌が自然に発生したそうだ。(味噌玉と呼ぶらしい) なので、これを実験してみようかなと思っている。が、味噌玉は、本土の中部あたりが本場。ここは、北海道だし、もう氷点下だしどうなることか・・・。
ちなみに、ブドウを、つぶして、保管すれば、普通なら醗酵するはずだが、普通に購入するブドウは醗酵も腐敗もせずに、そのままらしい。(輸入物だと思うが、私は試してない。本当ならば、恐ろしい・・・)
大豆も、同じかな?
この大豆は、自分で育てた。その育てる前の種は、バイオダイナミック農法に近い方法で育てられた。言ってみれば、地元の自然に近い大豆である。だから、勝手に、こうじ菌が生えたのかもしれない。
普通に売っている大豆では生えないのかな?フニャフニャな大豆は売ってないだろうけど。
[2006-12-22追記]
これは、こうじ菌ではないと思われる。(その後の写真)