玄米糀の仕込み 1回目まとめ(2007年度)
今年は、糀箱の製作し、温度計を購入し、陶器の湯たんぽを熱源とした。ちなみに玄米は、バイオダイナミックに近い農法の狩野自然農園の有機JAS玄米を使用。
- 1日目(2006-11-23)
1日玄米を水に浸す
- 2日目(2006-11-24)
玄米を1時間程度、蒸して、こうじ菌をまぶし、32度を狙って保温
- 3日目(2006-11-25)
32度を狙って保温
- 4日目(2006-11-26)
完成
●3日目の夜の糀
夜なので写真は暗いが、去年の完成時4日目・5日目に近い。
●4日目の朝の糀
このトレーを糀箱に入れて保温していた。これもリンゴ箱を解体して作った。
いい香りがする。
おお!見事に糀の花が咲いています。これはほとんど売り物の糀に近い!かも?
ということで、上手くできました!うれしい。1kgの玄米から1.164kgの玄米糀ができた。
昼頃まで、熱源なしでほって置いたら、勝手に発熱して、さらに醗酵した。売っている玄米糀みたいな感じになった。ほっておくと酸っぱい香りがするので(去年経験済み)、味噌で使うために塩きりした。
今回の成功は、木製での糀箱と、熱源の陶器の湯たんぽのお陰だろう。ほとんど、温度調整をしなくても、32度前後になった。陶器製なため、遠赤外線での加熱となり、余分な熱は木が吸収したようだ。サーモスタッドと電気的な熱源での管理は、やはり今ひとつであることが分かった。ただ、我が家は、糀箱の外で薪ストーブによる部屋の暖房をしているのも影響しているかもしれない。
玄米は、キズをつけないとヌカの部分に糀がつかないといわれているが、そんなことないような感じ。蒸しで、ヌカ部分が割れたのかもしれないが。少なからず家庭で味噌をつける程度の糀ならば、玄米にキズをつける必要なないと私は思った。
蒸し方もよかったと思われる。無水鍋でしたのがよかったのだろう。均等に火が通った様子。もしかすると、圧力鍋で蒸したほうがもっといいかも?2回目はそれを実験するかな?