味噌づくり(2007年度)
いつもは、ヨメに任しているのだが、今年は、ヨメがグルグルなので、私が味噌を作ることになった。
今年の味噌は念願の自家製玄米糀と我が家で育てた大豆で作った。どんな味になるか楽しみである。1年後しかわからないのが、いつもちょっと悲しいけど。ちなみに、塩は宗谷の塩なので、すべて、北海道産となる。身土不二にだいぶ近くなってきた。(種糀だけは、ビオックだから愛知県産か?)
大豆を栽培したので、豆より(サヤから大豆をとりだしてより分けること)をしなければならない。大豆の栽培をしているところでは、サヤを粉砕し、風でサヤの破片を飛ばし、重さごとに選別される機械があるので豆よりなどしない。最後に目視で選別作業はするようだが、すべて手作業で豆よりしていたら、末端価格でも有機栽培で300g300円(業者売りならもっと安いだろう)、やってられない。農家は大変だなあと、しみじみ思う。
自分の家で消費する分ぐらいなら、地道にすればできる量なので、機械を借りることなしに、豆よりをすることした。用途が味噌なので、小さくても、ちょっと割れていても、ちょっと変形していても入れている。さすがに黒い色(カビ?)が付いたものはハネている。機械でするというのは、まだ食べられるものまでハネるのでもったいないと思う。普通に大豆を買うというのは、すごくきれいなものだけを(そのために犠牲になっているハネられた大豆はたくさんあって)入手しているのだと、また、しみじみ思う。
豆よりをしていると意外なことに気づく。
小さい大豆に白い毛が生えたものが時々あるのだ。これはもしかして!天然の糀?
今年は、畑を借りたのが6月下旬だったので、豆まきが遅くなった。本来は、5月下旬ごろ。そのため、長い間、少々固い枝豆の状態で畑にあった。周りの大豆畑は刈り入れが終わっているのに・・とあせって、早めに少し収穫したのだ。
我が家でザルの上で一ヶ月以上乾燥させるために放置したのだが、そのざるの下にも、糀の様な毛が生えた。糀って簡単にできるのね・・・。(だから、大豆だけ蒸して固めるだけで豆味噌になるんだ。種糀いらないんだ・・・)
そう考えると、自家採取した種糀からつくった糀をつくれば、あとは、米と塩を自家製にすれば、オール自家製である。
米が難題だが、塩なら海に行って汲んでこればいいし。最終的な目標として考えておこう。
あ・・・、醤油作り用・・・、第二回味噌造り用の大豆の豆よりしなくちゃ・・・。長い道のりだ・・・。