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米飴づくり その2

その1では、麦芽の見切り発車で進めたのがまずかった。玄小麦を浸水しすぎてはダメらしいということが分かった。

  • 2007-01-03
    玄小麦を水につける。今回は。浸水させずに、湿り気程度にして、蓋をした。
  • 2007-01-05

    おー!やっぱり伸びてる伸びてる。
    これを、すり鉢の棒でつぶす。
    急いで、玄米1合と3カップの水をいれ半粥を作る。
    そして60度以下になったことを確認して混ぜる。
    保温調理器 シャトルシェフで6時間保温

    あれ?全然、水分ない・・・。おかしいな。
    もっと保温してみる。
  • 2007-01-06
    夜から朝にかけて少し温度が低くなったとは思うが、全然かわらないのは、おかしい。えーい!シャビシャビにするため、ぬるま湯を入れてみる。10時間ぐらいたつが特に変化なし・・・。もう1日様子をみるか・・
  • 2007-01-07
    全然、変化なし・・・。しょうがない、絞ってみる

    白濁している・・・・。おかしい・・・。
    白濁していたら、単なる玄米クリームスープでは?
    ほのかに甘い気がするが、これでは飴とはいえない・・。

    一応、煮詰める。

    やっぱり、玄米クリーム
    舐めてみると、玄米クリームよりは、ほのかに甘い。甘みをなくしたクリームパンのクリームみたい・・・

おかしい。その1や今回ともに同じような失敗。

そこで、再度調査してみる。調査しながら思った。白濁しているということは、澱粉が糖化されていないということ・・・。ということは、麦芽が不完全!?

麦芽について調べると、ビール作りばっかりで、麦芽を購入することは書いてあるが、麦芽から作っている人が見当たらない、というか少ない。ということは、麦芽を作るのがむずかしいのか?いや、普通の人は玄麦を入手できない。玄麦をワザワザ購入するなら、麦芽を購入した方が楽だし確実だから、麦芽から作る人がいないのか?

麦芽づくりのサイトを少なからず見つけた。作り方が違う!

手づくりのすすめでは、水に浸して2・3日で芽がでると書いてあるのに、サイト上では、水に2・3日浸し、その後、乾燥させないように布で覆いゴザなどをかけた上で、さらに数日待つとある・・・。

がーん。そうか・・・。

よくよく見ると、手づくりのすすめでは、籾付の大麦を使用して実際には作っている。文章中に玄小麦の方がよい麦芽ができると農家の方が言っていたとしか書かれていない。実際には玄小麦では確認はとれてないんだ。ここを読んで玄小麦でいいと勘違いした。(まあ、でも出来るはずだけど・・・。)

今度、麦の選別で、籾付があったら別に保管しておこうと思う。

麦芽の写真の拡大を見ると、

確かに芽でなくて、根が出ているだけのが多い気がする。

その1では、玄小麦を浸水したままで、芽が出ない環境のため失敗。今回は、浸水はしなかったが、数日で切り上げたので、芽が出る前のため失敗ということか・・・。何しろ麦芽の問題だとわかる。

次回も玄小麦で果敢に挑戦する。というか籾付がないだけ。その次は、籾付が集まればチャレンジ。

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