羊の毛刈り
いずみの学校関係者で羊の毛刈りをするとの聞き、飛び込みで参加。シュタイナー教育は、体験や過程が重要視されるので、羊毛を入手するためには、羊の毛を刈るところから・・・(いや、本来は、羊を飼うことからするべきかもしれないが)、小学校低学年で体験させるそうな。今回は授業ではなく、父兄の羊毛手づくりの一貫として、毛刈りからするということらしい。(ターシャ・テューダーの会の一貫?)
羊は毛を刈ってやらないと暑くて弱って死んでしまうようなので、刈らなければならない。天然の羊毛が入手することが本来の目的では、ない様子。お母さん羊が毛を刈られるため押さえつけられる。
野生の羊は、どうするんだろうと思ったが、刈れば刈るほど伸びるらしいので、家畜化した結果のようだ。
子羊は危ないので引き離され
鋭利な専用のはさみ登場
ざくざく、羊を飼っている方は手馴れた感じで刈っていきます。実際すると、どこまでが皮膚なのか毛なのか分からず、皮膚を切りそうになる不安があり、慣れるまで勇気がいる。
顔のまわりも小さなはさみで、恐る恐る参加者が刈ります。
参加者も大きなはさみで切ります。
ほとんど終了直前。おなかに少し切ってしまった皮膚の手当ても
すべて刈り終わるまで2時間あまり。押さえつけ続けられちょっとお疲れぎみ。ようやく、子羊もお母さんと一緒に。
一頭分の羊の毛。そのままムートンになりそう。
このままだと、脂がベトベトなので、洗う工程が大変らしい。一ヶ月ぐらいラム肉が食べたくなくなるそうだ。激しく洗うと、フェルトにならないらしい。毛糸にするには、洗う→梳く→紡ぐという工程がある。
ほとんど、私自身は、刈ることをせず・・・。見ていた。見ながら、昨日、農業講座で分からなかった、動物と太陽の関係について考えていた。
刈り終わり、みんなでお弁当をたべたら、息子が帰りたいとグズリだして、早々と退散することに。挨拶もろくにせず帰ってしまい、みなさんごめんなさい。(2日連続でお出かけは無謀だったか・・・)