ごまペーストを手づくりしたいが
ごまペーストとは、胡麻をペースト状にすりつぶしたもの。練りごまとも言う。
玄米菜食をしていると、よく使う。それまでは、私自身、ごまペーストの存在さえ知らなかった。(私だけ?)
肉食をしないので、大豆か胡麻などが濃厚な味の材料になる。(野菜だけで濃厚な味は、あまり出せない。)
玄米菜食を始めた頃は、ごまペーストはあまり使用しなかったが、長年していると、濃厚な味に飢えてくるので、だんだん、使用量が多くなり、最近では、なくてはならないものになった。
だが、高い!(楽天参照)
そして、胡麻の油分はあまり摂取するのはよろしくない(オレイン酸やリノール酸の過剰摂取はよろしくない・・・)ことを思い出す。
そうなると、オメガ3(アルファリノレン酸)含有のものがほしくなる。
これは、さらに高い!(楽天参照) なら、魚(DHAは体内でアルファリノレン酸になる)を摂取すればいいのに!と言われそうだが、玄米菜食を止めるわけにもいかない。
・・・ふと畑を思い出すと、シソが種もまいてないのに勝手に生えていた・・・。
そうか、シソかエゴマを栽培して、その種をペーストにすれば、タダだ。
本来なら、胡麻を栽培すればいいのだが、北海道は、多分、胡麻はできないだろう。シソやエゴマは栽培しやすいらしいが、収穫後の用途が普通に考えるとない。胡麻は料理にもよく使うがシソやエゴマの種は料理に使う事があまりない。圧搾して油にするか(圧搾機なんて持ってない)、ペーストとするしかないのである。栽培してもいいけど、ペーストにできなかったら宝の持ち腐れになる。(収穫→選別→ペーストという段階があるが、収穫が簡単か?きれいに選別が可能か?ペーストは機械が必要なのか?)
なので、まずは、簡単に購入できる胡麻をペーストにしてみる実験をした。
胡麻は、普段、ごま塩に加工するため、60g入りの洗い胡麻を1袋を時々しか購入しない。だが、3袋購入。ちなみに、製品としてのごまペーストは、200g 600円位か、安くて、500g 1000円位。胡麻は60g 60円位だから、ごまペーストが手作業でできるなら、それだけも格安になる。
ということで、すり鉢(7号 21cm)に180gの胡麻をいれ、1時間・・・2時間・・・ゴリゴリしました。
ただ、ただ、ゴリゴリしました。お坊さんは、胡麻豆腐をつくるらしい。ごまペースト後、さらに葛を練らねばならない。まさに修行。
一応、子どもに邪魔されながらも、2時間ぐらいで、ごまペーストらしくなりました。既製品よりうまいかも?だが、時間が・・・。
フードプロセッサーがあれば、簡単らしいが、極力機械は購入したくない。ただ、小さくてこぼれそうでやりにくかったので、大きなすり鉢を買いたくなった。
なんとか人力で、ペーストにはなるようだ。エゴマかシソの種でやってみるか・・・。