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2005年6月23日

西式の断食

たぶん、断食の一番正統なやり方だと思う。(以下は、私の見解なので参考程度にしてください。詳細は、西式健康法などを参照)

まずは、以下の準備が必要。

副作用のない下剤(ミルマグ・スイマグ・顆粒のマリンマグというのもあるらしい)
これを飲むのが大変。後味最悪。当然、トイレに何度も行きます。顆粒であれば、飲みやすいのではないかと思う。

洗腸器
毎日、腸を洗うために、洗腸器が必要。(西式健康法のサイトの購入品一覧にはないけど?)

柿茶

断食中は、水と柿茶のみ。水は生水で、3リットル以上飲むほうがよいらしい。

なぜ、下剤や洗腸器が必要かというと、何も食べないと、排便がでにくくなる。そのため、腸内に、便がずーと貯まることになり、いわゆる宿便のようになってしまう。宿便は、腸内で腐敗し、腐敗したものから、腸が毒素を吸収してしまうので、通常時でもないほうがよいが、断食中は特にあっては困るものである。(なぜなら、それ以外は水分しか摂取しないので、吸収率がとてもよくなってしまうため、毒素を吸収されやすくなってしまうためである。)洗腸は、腸に水分を直接与えるという役目もあるらしい。

スイマグも洗腸器も一般の薬局では売っていない(ミルマグは売っているが・・・)。取り寄せなのでどうしようか悩んでいる。(追記:取り寄せた)

断食前の食事と断食後の回復食を気をつければよいので、その辺は体験済み。(でも、気を緩めるとバカスカ食べてしまい、お腹が痛い事になり、断食の意味がなくなるばかりか悪くなる。何度やっても慣れない。)

断食の体験

4年前ぐらいに、赤峰さんのところで、断食をして正月を迎えるという毎年恒例らしいイベントにヨメと参加した。(同じ内容の記事を書きました

正月ぐらい、胃腸を休ませてあげようという内容だ(普通は、たらふくご馳走を食べる時期に敢えて逆の事をするのが私の趣味にあっている)。

詳細は、4年前ということもありだいぶ忘れているが以下のような内容だったと思う。

12/30に集合して、断食直前の少な目の食事を取る。12/31から断食スタート。毎日ミルマグという下剤を飲み、何も食べず、三年番茶と水だけで過ごし、初日の出のご来光を見て、座禅や、赤峰さんの話を聞いたりして、1/2まで断食をする。その後、回復食をして解散となる。

イベントで集まった人たちと一緒に断食をするので、空腹感を紛らわせる事ができるのが個人でするのとは違うところだ。また、何かあれば心強いし、少なからずやり方が分かる。

ヨメは、吐き気がして相当苦しかったらしい。

私は当たり前だが何度もトイレに行くぐらいで特に不快感はなかった。

その後、家に帰って、週一の一日断食をしようとしたが、冬で寒く(その時は隙間風がビュービューの家に住んでいた)、さらに、雪下ろしをしなければならない(断食中の体力仕事は無理があるが、歩くぐらいの運動はしたほうがよい)などが重なり、それ以来、全くやらなくなった。(2005年5月現在)

断食とは

断食=つらいこと」と思われていると思う。

最近は、ダイエットとからめたものなどで流行っている様だ。

人間の体は、だいたい、飢饉の飢餓にある程度対応できていると思う。

逆に言えば、ほとんど飢餓が無い、現代の日本は、体としては不自然なのかもしれない。

さらに、が必ず入る料理、動物性、砂糖、酒、乳製品と、日本の現代食は伝統食にはあまりないものばかりである上、今までにない食べすぎの時代だろう。少なからず、小食にすることは普通に考えても健康面において意味があると思う。

そこで、意図的に飢餓状態を作り出すのが断食ではないかと思う。

断食道場という場所も全国あちらこちらにある。なぜならば、個人で何の予備知識なく始めるのは危険な行為だからだ。

断食自体は特に危険はないのだが、断食後の回復食を誤ると断食する前よりひどい健康状態になり、以前は、道場でも死人が出ていたようだ。(最近は、あまりないらしいが)

2005年6月21日

財田温泉・湖岸の家 癒しの郷

虻田郡洞爺村にある温泉。

洞爺湖の北側にある。

日帰り温泉でしか利用しないので、知らなかったが、ログハウスをコテージとしての宿泊がメインだったんだ。

温泉の泉質は結構いいのに、あまり、温泉客がいないので経営大丈夫か?と思ったりしていたのだが、洞爺湖を眺めながら、ログハウスで宿泊するのは結構よさそう。なんてったって薪ストーブがあり宿泊客で扱えそうなので、それだけでも宿泊する価値はありそう。(薪ストーブは冬か・・。冬は、小説家がこもるのであればよい所だろうなあ)

温泉は、男女別で、浴槽2つと露天風呂ある。(大人460円、2005年6月現在)

結構遠いので、他になにか用事や、周りに立ち寄るところがあれば行くのだが(地元民としては行くところがない)、この温泉だけのためだけに行くので本当にたまにしか行かない。(毎月26日はフロの日で半額になる。26日が土日に重なると振り替え平日になるようだが)

美瑛 白金温泉

富良野に行ったので、温泉一つぐらい入らないともったいない。

富良野から一番山奥の温泉にするぞっとっと思い、吹上温泉を通りすぎて、白金温泉へ。

よくよく見ると富良野からは遠いが、美瑛からは近い。どちらかというと吹上温泉の方が、山奥じゃないかー!と着いてから思った。

一番安いと思われる美瑛町営白樺荘に入った。(検索すると、国民保養センターの方がさらに安い!)

温泉としてはよい泉質。伊達から富良野までの長距離運転の疲れが癒される。

安いのでいたしかたないが、家庭用のお風呂を大きくしたような、普通のホーローの浴槽が1つ。

ただ、宿泊ができ、金額が格安2677円〜。

ここに、ウェレダの石鹸忘れたー。悲しい。

2005年6月 6日

社会三層構造を実現しているでは?

2005.6.4.富良野へ行ってきた。

大学時代の友達が北浦さんに会いに行くと聞いたので、突然、同行することにしたのだ。

北海道に引っ越してきて、初めての外泊であり、車での長距離であった。北浦さんの掘っ立て小屋に泊まるつもりだったが、二歳児がいるので、最近、富良野に引っ越した友人宅に泊まることにした。

行く前は、正直にいうとあまり期待していなかった。今まで、自給自足を実践している方を何軒も何軒も見てきて、精神的に無理があると思っていたからだ。しかし、今回は、結構、考えさせられることがたくさんあった。

北浦さんも、師匠の大浜さんも自給自足ではない。

自給自足は、現代社会では実現し得ない。それは、実践しようとして痛感した。しかし、現状のままの生活は、納得いかない思いがあり、北海道に来た。そして、一年たったが、当てにしていた共同体は、社会三層構造は目指している様だが、実現にはほど遠い。

そう思ったところでの今回の訪問だった。

社会三層構造は、「精神の自由 法の下の平等 経済の友愛」なのだが、北浦さんの生活は、

  • 「精神の自由」
    →特に仕事がなければないで自由にしている。仕事を強制されてもいないし、必要とされているときだけしている。お金のために働いているわけではない。
  • 「法の下の平等」
    →特に不平等なことはない(過疎な地域のため歓迎されているのでは?)。
  • 「経済の友愛」
    →仕事をした分だけお金をもらっている。(当たり前だが)
重要なのは、住んでいる家・土地・光熱費にお金がかかっていない上、アルバイト先から出荷できない食料をもらえるため、金額的に少なくても、生活ができるところだ。収入が少ないため、税金も不要。

お金を稼いだり貯めなければ生きていけないという恐怖(貨幣の奴隷)で、現代社会が動いている・・・。もしかして、お金を気にせず好きにしていたら、無理なく生きれるのではないか?とさえ思えてしまう。子供がいる家庭では、もう一工夫(半農半Xなど)が必要かもしれないが、少し希望が見えたかも?

北浦さん

大学時代の友達が北海道に引っ越してくる時に、フェリーで出会った人。

仕事をやめ、親戚が持っている原野商法の土地を探しにきたら、隣の区画に大浜さんが暮らしていたのが縁で、北浦さんも、掘っ立て小屋を建て同じ生活をするようになった。電気、ガス、水道なし(縄文時代からの湧きがうまい)、1年100日位しか働いていない。

一番いいところは、無理して働いていないことであり、縁に任せ、色々なアルバイトをしているため、天職に近い職業を見つける可能性もある。


掘っ立て小屋を建てる前は、熊笹だらけでそれを刈るだけで春から夏までかかったそうだ(草刈機でなく、手刈り)。

熊笹を刈ったところには木が生えているが未だに刈っていないところは熊笹のみ。

アルバイト先でログハウスの建設を手伝い、切れ端や廃材を貰い、掘っ立て小屋を建てる。

北浦さんが建てた掘っ立て小屋。

断熱対策や、ねずみ対策などが施してあり快適である。(私の今の家より暖かい!)

電気がない家になぜか衛星アンテナが・・・。

漁師のアルバイトでもらうため、えび、かに、うには、もう見たくないそうだ。

竪穴式の小屋


十数年前に造られたとは思えない。全然、風化していない。

構造としては、2間×1.5間の広さを深さ1mぐらい掘り下げ、石組みをして壁にし、透明なトタンを屋根につけたという感じである(言葉で言うと簡単だが、大変な作業。詳細は原野の生活)。透明なトタンを使用することによって、明かるさを確保。冬は雪がつもるが、薪ストーブの暖かさで解ける。夏は暑いので、ブルーシートをかけるが、ほどよい明るさになるそうだ。


内部の写真の全体像が撮れなかった(そんな広角なレンズは持ってない!)。掘り下げていくと動かせない大きな岩があったりして、最終的なスペースが小さくなっている。ほぼ、2畳ぐらいだろうか。


定番の時計型ストーブ。動かせなかった岩の上に置いてある。


そして、暖炉!写真ではイマイチな写りだが、夜、火を焚けば、結構、幻想的な感じでは?と思ってしまう(実際は見ていない)。暖炉は、将来造りたいなぁと思っていたので、細かい構造をチェックさせてもらいました。


現在の住居はこちら。本人は掘っ立て小屋と言っておられましたが、とてもしっかりしてます。すべて、ただの材料でセルフビルド。

原野の生活

原野の生活原野の生活―なぜ今竪穴式の小屋なのか
大浜 五光 (著)

九州から富良野に来て、竪穴式の小屋を造り、住み、十数年の大浜五光さんに実際に訪ねに行った。

この土地は、知合いのもので、原野商法で600区画売られた中の1つ。掘っても掘っても石ばかりが出てくるので、畑にはできず去っていた人が多いそうだ。

現在は、竪穴式の小屋には住んでいないが、生活開始当初に住んでいた小屋としてのシンボル、また、泊まりに来た人に体験で泊まってもらったりしている。

電気・ガス・水道なしの自分で建てた掘っ立て小屋に住み、アルバイトを頼まれた時だけして、仕事のないときは、自由にしている。当然、収入は少ない(聞いていないが、多分、100万以下だと思う)。しかし、食べるものは、アルバイトしたときに、市場に出せない野菜や海産物を貰えるので、食費もほとんどかからない。当然、家賃や税金もない。

そんな経済的な部分だけでもすごいと思うが、
・竪穴式にすることにより、夏は涼しく、冬暖かい。
・冬に凍らした氷を利用した冷蔵庫(1年溶けない)。
・時間の流れが違う。(電磁場がないせい?いや人柄?土地のせい?)

エゾリスをすごく近くで見た。

などなど、色々な面で感動した。

この本は、現代社会に浸りきっている人が読むと、ショックを受けるのでは。(浸りきっている人は読まないか・・)

銭形金太郎にも出演されたので見た人も多いのでは。(私は見てない!見たかった・・)

2005年6月 1日

ガソリンってどこでも同じ?

最近、車のエンジン音がおかしい。うるさいというか、うなっている。

以前の車、ブラボーの悲運の再現になるのではとビクビクしていた。

前回、エンジンが壊れた時の最大の原因はガソリンだろう。その時、ガソリンなんて、どこでも同じと思い、地域で一番安いところを多用していたのが一番の原因ではないか?とよく思う。

今回も、地域で一番安いガソリンスタンドにして2ヶ月ぐらい。そのガソリンスタンドは、ノーブランド(前回はブランドがあったような気がするが)。

うちの車はもうすぐ10万kmなので、粗悪ガソリンまでいかなくても、少しでも、成分がおかしいと調子が悪くなるのだろう。

そう気づいたのが、満タンにした後だったので、早くなくなれ、早くなくなれ、でも、あまりふかさない様に、ふかさない様にと気をつけながら、ようやく今日、普通の値段のガソリンスタンドで入れたら、明らかに音が変わった。

ノーブランドでは二度と入れないと心に誓う。

三菱自動車 ブラボー

高山に引っ越した1999年のこと。

それまでは、自転車や電車、必要とあればレンタカーで出かけていたが、高山では、さすがに車がないと生活に支障がある。

車は、それまで一度も購入したことがなく、初めての購入だった(30の男とは思えない)。

冬は当然、雪が積もる道、凍る道になる。職場で紹介してもらったクルマ屋さんからは、「4WDでないと危ない」と言われ、ヨメはAT限定しか運転できない。さらに、そんなにお金をかけたくないという事で、中古の軽自動車。さらにさらに、車中泊するために布団がひける、バンに。

そんな都合のいい中古車があるわけもなく、クルマ屋さんに全国ネットで探してもらう。東京方面で、見つかったのが2万Kmぐらい走った三菱のブラボー。運搬費などコミコミで110万で購入(今から考えると高かったかな)。

ターボのない軽自動車の4WDというのは、馬力的に問題では?と思う。名古屋と高山と結ぶ高速では、高速にしてはすごい登るところがあり、ベタ踏みしても90kmもでない。

そんなブラボーが、高山から大津に引っ越そうかという時、エンジンが壊れた(2002年)。

エンジンが壊れることなんてあるのかと思うが、クルマ屋さんがエンジンをチェックしたところ、シリンダーが割れていたそうだ。修理は、エンジン載せ換えしかない(純正のエンジンを新品で買うと30万強する)。

色々原因は考えられる。

  • 2年強で6万km(メータは8万km)まで全国走り回る。
  • 地域で一番安いガソリンを入れていた。
  • 水抜き材を高速のガソリンスタンドで入れた。
  • 一度、エンジンオイルの交換時期なのに、遠出した。その時、エンジンから変な音がしだし、旅先でエンジンオイル交換する。
  • ヨメが、最低気温が-20℃なのにアイドリングせずにすぐ出発を度々した。
クルマ屋さんの指導どおり、エンジンオイルは3000kmごとまじめに交換していた(何も知らなかっただけだけど)にも関わらず、シリンダーが割れるなんておかしいとのことで、クルマ屋さんから三菱に対して欠陥扱いにしてもらい、エンジンは無償になった(丁度この頃、リコール問題が始まった頃だったというのもある)。だが、載せ換え費用として8万かかった。

大津に引っ越してからは、JR・京阪がすぐ近くにあり、パルコ・西武・アーカスには歩いていける、その上、駐車場代が1万5千。半年もしない間にガリバーに2万で売った(キズは確かにたくさんあったが、損したと後々思った)。


悲運を背負った車だったなぁ。(大殺界の時期だったし。)

室蘭 味の大王 なかじま店

2005.5.27.とうとう行った。(行く前の記事

最初、対向車線から探したら、見つけられず、Uターンしてよくよく探したら見つけられた。

駐車場はないが、みんな路駐していた。多分、ここには駐禁はこないのだろう。

店内には、なっちのポスターがたくさん。また、勝手に見てはいけないファイルらしきものがたくさん。

12時前に行ったら、お客さんが数人しかおらず、平日だから空いているのかなと思っていたら、12時過ぎにたくさん来た。

私はなっちファンではないので普通のメニューで一番おいしいと言われているカレーラーメンとライスを頼んだ。常連さんもほとんどカレーラーメンを頼んでいた。(私が行った時には、なっちラーメンやあさみんらーめんを頼んだ人はいなかった様子。)

このところ、アニューの即席ラーメンばかり食べていたので、勝手に、登別の味の大王のミソカレーラーメンの様にさらさらなスープのラーメンを想像していたが、本当にカレーだった。カレーうどんの様にとろみがあるスープだった。

私は、ご飯党なので、カレーライスはご飯が多いのが好きで、また、辛いのが苦手。

カレーライスでルーが多いのが好きという人にはうってつけのラーメンだと思った。私には少し辛く、ご飯が3杯ぐらいあったら丁度いいのでは?追加ライスを頼むか?どうか?を悩みながら、汗を滝の様にかきながらスープを飲んだ。辛かった。

そんなわけで、頭は混乱したまま、食べ終わり、味は堪能できなかった。

今度、行った時は、ミソか塩を頼んで、味を堪能しようと思う。

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